国際資格 TESOL に興味がある人は必ず読んでおくべき内容!

国際資格 TESOL に興味がある人は必ず読んでおくべき内容!
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どーも! Hirohitoです!

現在カナダのバンクーバーで「TESOL」という国際的な資格を取得する為に学校に通っています。

TESOL って何なの?と思われた人はこちらの記事を先に見て頂くと理解が早いです!

↓↓↓コチラの記事をチェック

TESOL とは世界中に広く認知されている国際資格

つい先日「TESOLのベーシックコース」英語教師の全ての基礎となるコースをひとまず卒業し、「サーティフィケート」という証明書を取得することが出来ました。

そこで、この1ヶ月間努力して手に入れたTESOLの知識体験談を記憶が薄れないうちに自分の記録用として、また皆さんにシェアをしたいなと思い今回記事にしてみました。

「TESOL」をインターネットで検索してみると詳しく授業内容など書いてある記事があまり無いと感じます。私もTESOLを受講する際に、なかなか詳しい情報が無く困った経験をしました。

そこで少しでも皆さんの力になればと思い、本日はどの他記事よりもTESOLの授業内容について詳しく解説していきます!

↓↓本記事内容↓↓

・TESOLを取得した私が実体験を交えながら詳しく解説します

・この記事を読んでさらにTESOLについて詳しくなれます

TESOL 実際どうなの?

まずは最初に私の率直な感想「実際にTESOLってどうよ?」いう話しをします。

私のクラスの人数は11人でした。日本人、韓国人、メキシコ人

まず私が最初に感じたのは「とにかくみんな意識が高く、英語を喋るのに慣れているなぁ」と感じました。それはそうですよね!みんな、将来先生を目指してこのTESOLを受講しに来ているのですから。。。

具体的にどのようなバックグラウンドを持った人達が集まってきているかというと、日本で英語教師をしていて、スキルアップの為に受講しに来ている人やメキシコですでに10年以上英語の教師経験のあるメキシコ人現在大学で教職免許を取得する予定の人など様々な人達がいました。

つまり、英語教育に現在携わっている人や、今後先生として活躍を目指している英語教師の卵の集まりです。

もちろん私のように今まで全く畑違いの仕事をしていて、新たに英語教師に興味がある人もいます。

TESOLは国籍問わず、非英語圏の人達に英語を英語で教える資格です。TESOLの先生はもちろん英語教育のスペシャリストの外国人なので授業中から休み時間まで日本語の使用は一切不可です。というか当たり前ですが日本語通じません。

つまり、授業内容の文法からボキャブラリー、細かい説明、日常会話全てがオールイングリッシュなのです。だから、ある程度英語力がないと本当に大変です。。。

授業中も生徒同士で意見を出し合って解決していく問題がよく出題されますのでコミュニケーション能力と英会話力が必要になってきます。

日本の学校のように、個人で問題を解くような時間はほぼ無いです。先生と意見を交換したり、生徒同士でディスカッションをしたり、ディベートしたりとにかく話し合う場面が沢山あります。だから入学する時に試験や面接があったりするのです。

そしてこのTESOLは、毎日死ぬほど課題が出ます!

この課題がまた厄介なんです。。。

大体の課題の答えが「これだ!」という一つの答えが無いのです。自分だったらどのように解決していくか、どのように説明するかなど、とにかく自分自身で考えさせられる課題が多かったです。

私が思うに実際に教育現場に立った時に、絶対に正解があるとは限らないということを見据えた課題なんだろうと思います。先生からの愛のメッセージだと思い歯を食いしばって頑張りましょう。

でもしっかり課題をこなしていけば、次第に自分で考える力が定着し、生徒同士でアイデアを出し合う際にアイデアの引き出しも増え、考えるスピードと問題を解決できる力が付いていくのを実感する事が出来るようになります。

模擬授業(プレゼンテーション)

次に、TESOLのことに興味がある人はなんとなーくご存知かと思いますが、自分で授業を考えて先生になったつもりで模擬授業のプレゼンテーションをしなくてはなりません!

この模擬授業のプレゼンテーションはTESOLを受講する人、誰しもがぶち当たる大きな壁だと思います。

このプレゼンテーションがめちゃくちゃ大変で、かつ最高に面白く、しかも正解が無いという「TESOLの中で一番厄介で最高に楽しくワクワクさせてくれる面白いパートです!」

模擬授業は、自分で授業内容を考えて、レッスンプランという授業計画表を作成します。90分授業であれば90分間どんな授業構成でどのように生徒を巻き込んで理解させていくかがポイントです。

レッスンプラン内容

  • 授業の生徒のレベル設定、生徒の年齢
  • 授業の目的(ゴール)
  • 想定される生徒の反応
  • 想定される問題点(生徒の知らない単語が多すぎるなど)
  • その問題点についての解決策
  • 先生の個人的な目標(クラスの雰囲気を崩さずコントロールするなど)
  • 具体的な授業内容
  • ワークシート(問題集)の作成
  • 時間配分
  • 不測の事態の解決策(授業時間が押してしまった時や早く進みすぎた時の対策)

細かい所はまだまだあるのですが、ざっくりこんな内容でレッスンプランを作成していきます。

こうやって見てみると凄く大変そうに見えますよね?そーです。その予想通りスーパー大変です!

何が大変かって、冒頭でも言いましたが「コレッいう明確な答えが無くて、終わりが無いんですよね。。。」授業計画を見直すたびに修正を繰り返します。場合によっては一から全部作り直したりなどキリがありません。

しかし、授業計画を考えて作成している最中は、恐ろしいほど時間の流れが早く感じたのを今でも覚えています。それだけ集中して楽しみながらもより良い物を作り上げる為に、没頭していた充実していた時間だったんだなって思います。

生徒に対していかに楽しく、そして分かりやすく、尚且つプラスαの情報があるか、もちろんTESOLのテクニックをたっぷりと使い、時には時事問題に触れたり、生徒の興味を引くために生徒の母国について話したり自分の伝えたいことを授業を通じて教えたり、自分の得意分野の内容で勝負したり、単純に笑いを取りにいったりなど、、、

考えたらワクワクして終わりが無いのです。正解が無いというのがまさにこのことです。「幸せのようで大変ってやつです」だから、ある程度の所で妥協して模擬授業に臨むのです。

「皆さんは今このように思っていませんか?」

「いきなり全てオールイングリッシュで授業なんて無理だろ!」って、、、大丈夫です!

TESOLを教えているネイティブの先生は、英語の先生の育成のスペシャリストです。一から授業の組み立て方や、授業を進めるにあたってのテクニックなどしっかり指導をしてくれます。先生のデモレッスンは本当に分かりやすく感動ものです。一からしっかり手とり足とり手順を教えてくれますので心配しなくて大丈夫です!

きっと、日本式教育の概念を吹っ飛ばす新しい授業の作り方、進め方を叩き込まれる事間違いなしです!お楽しみに!

とにかく毎日が刺激的で毎日新しい発見がある、「あっという間の1ヶ月間」になるのは間違いなしです!

TESOL 4週間 英語教師養成プログラム

TESOL サーティフィケート 受講期間 4週間

さぁ次に、実際に私が体験したTESOLプログラムの授業内容について詳しく説明していきます。

全てをここで説明するのは限度があるので、私の中で楽しかった内容、驚きそしてとても印象に残っている授業内容と一番大変な模擬授業(プレゼンテーション)について、「実際にどんな内容だったのか?」をそれぞれ週ごとに分けて解説していきます。

プログラム学習内容

【教育理論の学習】

  • 様々な教育理論、教育スタイルの理解とその実践
  • コミュニケーションベースの教育の仕方の習得

【レッスンプランの作成と実践】

  • レッスンプランの作成方法
  • 英語アクティビティの実践とその効果
  • 様々な科目に応じたレッスンの行い方
  • 毎週行われる色々なスタイルのレッスンの実践(プレゼンテーション)

【クラスマネジメント】

  • 効果的な学習教材の作成方法、使い方
  • クラスの運営方法とタイムマネジメント
  • 的確なフィードバック方法

第1週目

【クラスのスタート方法】

Icebreakers & Warmers

海外留学経験者の方は語学学校に通った際に、授業中に色々なゲーム(アクティビティ)を沢山やったのを覚えているかと思います。実はこのゲーム一つ一つに全て狙いがあるのです!

まず最初に Icebreakers これは授業の始めにやります。特に有効なベストタイミングはクラスメイト同士がまだ仲良くなっていない初期の状態やクラスに新しい生徒が入ってきたりしたタイミングに行います。

このゲームをさせる狙いは生徒同士のお互いの情報を分かち合って、生徒同士の距離を縮め、最終的には仲良くなってもらうことです。仲良くなることで、クラスルームの雰囲気が良くなり、生徒が発言しやすい環境を作ることが出来ます。

例、Two Truths and Lie 

  1. I have been skydiving.
  2. I have been to Canada.
  3. I have two big dogs.

このように3つ自分の個人的な情報を生徒に書いてもらいます。しかし、この中には1つだけ嘘の情報が入っています。その嘘をお互いに当てるというアクティビィティです。とても簡単で効果的なゲームですよね。

次に Warmer これも授業の最初に行います。生徒はみんな母国語が英語ではないので、どうしても頭の中はそれぞれの母国語の第一言語で物事を考えてしまいがちです。そこで授業を始める際にこの Warmer をします。

名前通り想像出来ると思いますが、狙いとしては授業前のウォーミングアップみたいな感じです。頭の中と体を英語モードに切り換える事が一番の狙いです。

例えば、生徒が休み時間が終わっていきなり授業の冒頭で、難しい英語の問題を出されてもおそらく気持ちがまだ英語モードに切り替わってないので理解するまでの効率が悪いはずです。

留学経験のある人はこんなゲームした事ないですか?

*Hangman (ハングマン)

CCQs

このスキルは簡単にいうと生徒が理解しているかを授業の合い間に簡単な質問で理解度をチェックすることを目的とします。非常にこのスキルは有効的で徹底的に叩き込まれます。

例えば、生徒に問題集を配り、時間制限は何分か?、一人で問題を解くのか?それとも隣の人とペアで解くのか?などのルールの再確認をしたりすることで生徒がよりクリアに、そして問題に集中できる環境を作っていきます。

模擬授業(プレゼンテーション)

Icebreakers & Warmers (Instruction & CCQs) 10分

この模擬授業は、クラスの授業スタート時の雰囲気作りを目的とし、生徒同士が少しでも打ち解けれるようにどちらかのアクティビティを使用して模擬授業を行います。模擬授業をする際に第1週目に習った Instruction (アクティビティのルール説明) やCCQsのスキルを存分に活かして授業を進めていきます。

第2週目

【教材について】

生徒によって得意不得意があるのは当然です。そこで、どんな教材を使えば効果的な授業が出来るのか?生徒がより理解しやすいのか?という事を勉強します。

生徒によっては書いて覚えるのが得意な人、または目から情報を入れて絵などを見てイメージで覚える人。そして最近ではテクノロジーの発達に伴い、YoutubeやWEBサイトなど目や耳から聞いた方が理解が早い人など人それぞれです。そんなことを勉強していきます。

模擬授業(プレゼンテーション)

Vocabulary 教授法 10分

生徒が知らないであろうボキャブラリー(単語)を生徒が分かるようにパワーポイントなどを使ってよりイメージ出来る様に絵を見せたり、似ているボキャブラリーなどを使って説明をします。そして問題のボキャブラリーの発音の確認をし、生徒にも実際に発音してもらい理解を深めていく。

Reading Micro-Teaching 25分

自分の気になるニュースや記事をピックアップし、生徒にその記事の内容に沿って読ませたり、ワークシートを作成し、アクティビティをしながら生徒に読み取る力を付けてもらう事が目的。

私が模擬授業をした内容は、アリアナグランデが手の平に七輪のタトゥーを入れた記事を題材にしました。色々な有名人のタトゥーを説明したり、日本の文化も織りまぜながら面白おかしく良い雰囲気で授業を進めていく事が出来ました。日本だったらタトゥーの授業なんて絶対出来ないのでとてもいい経験が出来ました。

第3週目

【口述での間違い修正】

授業中に生徒が間違った答えを言った時、その場で先生が口頭で正解の答えまで導くテクニックを学びます。またダメなトークや導き方も勉強します。

例えば、生徒が答えが分からなくて困っている時、2つ例を出してその後、生徒にその場で答えさせるテクニック。

EX. Teacher: My mom has curly hair. My dad has short hair. Your friend…?

このように答えまで導いてあげると生徒は理解できますよね?このようなテクニックを沢山学ぶ事が出来ます。

模擬授業(プレゼンテーション)

Speaking 教授法 15分

生徒のスピーキング力向上を目的とした授業内容を考え、実際に授業をします。生徒同士に英語で会話をしてもらう事がメインになるので、どのようなトピックでどのようなアクテビティをするのかがとても重要になってきます。また生徒がスピーキングしやすい環境作りをTESOLプログラムで習ったテクニックを十二分に活かして授業を進めて行きます。

第4週目

模擬授業(プレゼンテーション)

Grammar Micro-Teaching 30分

生徒に新しい文法を教えて生徒が理解し使えるように落とし込むまでがこの授業の目的です。

生徒が今までに習った文法とどう違うのか?、どのような時に使うのか?時制はどうなのか?などを詳しく説明し、具体的な例文を出して説明します。生徒が理解出来ているかをワークシートを使って問題を解かせたり、アクティビティを用いて生徒同士で会話させたりして文法の理解を深めていきます。かなり実践的で勉強になります。

ちなみに私は、「Will」について授業をしました。とてもよく使う表現なので自分自身もとても勉強になりました。

例えば、みなさんがよく疑問に思う「 Be going to 」と「 Will 」の違いなど詳しく説明しました。

TESOL メンバーがおもしろい

これは少し個人的な意見になってしまいますが、一緒にTESOLを受講したメンバーがとても個性的でした。お互いに助け合って課題をクリアしたり、模擬授業をどのように作り上げたらより良いモノになるか?などを相談したり、とにかくみんな協力的で意識が高い集団でした。

「クラスのメンバーと良好な関係を作るというのもとても大切な訓練」だと私は思います。職場の同僚と上手にコミュニケーションが取る事が出来なければ、生徒と良好なコミュニケーションを取ることは限りなくゼロに近いと思います。

実際の教育現場で同じ職場の先生達と生活して行く事をイメージしながら、TESOLメンバーと協力して授業を進めていくと尚良いでしょう。

いざ模擬授業(プレゼンテーション)になるとみんなで授業を盛り上げて楽しみながら先生役、生徒役として授業を受ける事が出来ました。この経験は私にとって、とても良い財産になっています!

こんな人が「TESOL」には集まってくる!

・自己投資ができる人

・英語教育を変えたいと思っている人

・グローバルな思考を持っている人

・夢を持っている人

・明るくてキラキラしている人

といった活動的で意識が高い人が多く、同じ志を持った人が集まっているのでとにかく話しが合うんです!

学校が終わるとそのまま図書館に行き、次の課題の学習だったり情報交換。週末も一緒に勉強をし、その後はお酒を交えてお互いの夢や今までのバックグラウンドなど語り合いました。

さいごに

いかがだったでしょうか?

実際とっても大変でした!特に私は英語力が他の生徒より低かった為、理解するのに苦労しました。

しかし、授業の内容はとても中身が充実していて、これから英語の教師になる人にとっては非常に重要な事を沢山学び、今後の英語教師としての有効的なスキルを手に入れる事が出来ます。

もちろん将来、英語の先生にならなかったとしてもこのプログラムで学んだ、語学の基本である4技能「書く、読む、聞く、話す」を徹底的に先生の立場から学びます。

この経験により今まで生徒側から疑問に思っていた「なんでこんな授業をするんだろう?」と思っていた部分が一本の線でつながり理解する事が出来ます。そして先生の狙いだったり、生徒の立場、両方の立場から物事を考える事が出来るようになり、今後英語を勉強していく上で非常に有効的な考え方を身に付ける事が出来ます。

最後に、入学当初、まさか自分が教壇に立って生徒を相手に英語で英語の授業をするなんて想像も出来ませんでした。一番初めのプレゼンテーションはとても緊張して汗ダラダラになったのを覚えています。笑

しかし、人間は努力を重ねると慣れていくものです。日に日に緊張も薄れていき、授業をする際のプレゼンテーション用のパワーポイントを作る能力の向上や授業をより良いモノにしたいという野心がどんどん芽生えていきます。

とにかく毎日大変ですが、クラスメイトと授業内容を競い合い、切磋琢磨し先生の能力を上げていくことが出来ます。

模擬授業が終わってやりきった時の達成感は今まで味わったことのないような素晴らしい体験でした。

世界でとても認知度がある国際資格、TESOLを取得する事で英語の教師としてはもちろんのこと、それ以上に授業を通して沢山の刺激を受け、人としての多様性が磨かれると私は思います。

ぜひ皆さん、私と一緒に英語の素晴らしさを世に広めていきましょう!

長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました!

Life is short

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